「最後のプレゼント」

「最後のプレゼント」

相模原市在住 O様(女性)

兄が最後にくれたのは、オーロラと共に輝く、私の愛犬の絵でした。

兄は、自然や生き物の美しさに感動しては、作品にする芸術家でした。たくさんの趣味を持ち、大きな賞をもらった時に大喜びしていた姿は今でも忘れられません。兄の人生は、中身の濃い充実した人生でした。

ロングコートチワワのピュアと私が初めて出会ったのは、7年前のペットショップでした。白くて、ふわふわなその姿に一目ぼれし、それ以来家族の一員として暮らしています。ピュアが散歩をしていると、たくさんの人が笑顔になり、声をかけてこられます。犬の持つ癒しの効果に気づき、セラピードッグの資格を取り、今ではボランティア活動ができるまでに成長しました。

兄が体調を崩し、悲しい報せが届いた時に思ったのは、兄が描いてくれたピュアと一緒に見送りたいという強い思いでした。しかし、ピュアと一緒に挙げられる式場はほとんど見つからず諦めようとしていた時、我が家のポストに「ペットと一緒に最期のお別れができる斎場 ファミリーホール ウィズ」の、明るく華やかなオープンのチラシが届きました。これはきっと兄からのプレゼントだと感じ、とてもうれしい気持ちになりました。そして、「ペットも家族の一員です」という言葉に、愛犬家の思いをやっと理解してくれる斎場が出来たと感激しました。

さっそく見学したところ、明るい雰囲気のきれいな式場にびっくり。ペット用の設備も整えられていました。

葬儀にお招きしたお坊さんや親族には、ペットと共に挙げたいと思った経緯を説明し、快く承諾していただくことが出来ました。読経中、ピュアが遠吠えをしたら、それに合わせて一緒に泣こうかと思っていましたが、ピュアは全く吠えず、子守歌でも聞いているかのようにリラックスしていたのには、家族全員驚きました。式中はピュアをペットカートに乗せ、ずっと触れていることが出来ました。

想像以上に立派な供花、料理もとても美味しく、すべての職員の方が優しく丁寧に心を込めて対応して下さいました。私から兄にしてあげられる最後のプレゼントだと思い、想いを込めましたが、後悔を一つも残すことなく、大満足の式を挙げられたことに大変感謝しています。

兄を喪った悲しみは大きく、命の重さを改めて感じる日々ですが、家族全員でまた前を向いていかなければなりません。ファミリーホールウィズで行えた葬儀が、そのはじめの一歩になった、そう思っています。

ファミリーホールウィズのお客様の声 相模原市O様 ピュア
ファミリーホールウィズのお客様の声 相模原市O様